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2017年3月11日 (土)

あの日から6年

本日3月11日。
東日本大震災から6年経とうとしています。
あの日の事は当時のブログに綴っておりました(現在非公開で私しか閲覧する事ができませんが…)。
今見返してみると、かなり大変だった事が伺えます。
あの日以降、余震が続いた事や、あまりにもショックが大きすぎた事もあり、精神的にも肉体的にも憔悴し、しばらくの間、作曲に集中できなかったのを今でも覚えています。

1ヶ月後の4月、一篇の詩を書きました。それが「今、私にできること」です。
この曲に旋律を付け、まずは無伴奏混声4部合唱曲として作曲。
それから無伴奏女声3部版と男声4部版、そしてピアノ伴奏付きの同声2部版、独唱版と様々な編成で歌えるようにリアレンジしました。※後にピアノ付きの混声4部版、混声3部版、男声4部版も作りました。
現在、私の手から離れ、全国の皆様方に歌って頂ける曲となりました。大変ありがたいことです。

この出来事を風化させないためにも合唱組曲として残そうと思い、「今、私にできること」を終曲として新たに数篇の詩を書き下ろし、一人の子供の目線から描いた物語を描きました。一つひとつ音符に託し、念入りに推敲を重ねたのです。
そうして翌年2012年に出来上がったのが、混声合唱組曲「愛と祈りの世界へと」(全6楽章)。拙作の中では一番難易度の高い曲となりました。私もこの出来事を音像化するにあたり、かなり力を入れて作曲した記憶があります。

組曲から派生した曲に「春風の恋歌」という曲があります。2015年、この組曲初演のアンコールのために書き下ろした曲です。
あの日、粉雪が降る情景から始まり、やがて春を告げる風が舞います。3月から4月へ。これはどんなことがあろうとも、時は止まらず刻み続ける事を示唆しています。そしてまた最後に3月へ戻る。一年、また一年と季節を廻る曲です。ピアノ後奏に「今、私にできること」の旋律を織り込んでいます。何かしら皆様の心を動かす曲であってほしいと願うばかりです。

あれから6年。されど6年。
私は曲を書くことぐらいしかできないけれど、私の音楽で少しでも皆様の心が癒せたら幸いです。愛と祈りを託して…。

2017.03.11 SEIGI

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